勉強犬
前回までのお話はこちら。
2 テーマ編
WordPress.orgの罠をかいくぐった僕の前に立ち塞がったのは、レンタルサーバーの壁だった。
やっぱりよくわからなかったから、とりあえず独自ドメインを取った「ムームードメイン」の指示に従って、流れに沿って、サーバーをレンタルして、ワードプレスをダウンロードした。
うん、簡単だった。ただ、未だに実情がよくわかっていないのは内緒だ。
兎にも角にも、ダウンロードはあっという間に終わった。
「さぁ、なんか書いてみよう!」と思った頃に、ワードプレスでブログを書かれている先生との食事会があり、「ゆうりょうテーマが楽チンだよ」というお話を聞けた。
「あ、やっぱりですね」なんていう風に答えたが、「ゆうりょうテーマ?」という感じだったのは言うまでもない。
調べてみたら、「有料のテーマ」だった。そりゃそうだ。
「テーマ」とは、テンプレートのようなものらしい。
自由度の高いサービスであるワードプレスでは、自由度が高すぎて、知識がない人はブログを構築できない。それを助けるのが「テーマ」だ。とにかくたくさんあるらしい。
無料のものもたくさんあるが、「有料がいいよー」と教えてくれた先生の声に従って、有料のテーマを購入した。
それが「SANGO」だ。
そしたら、「子テーマが推奨」とかいう謎のワードが目についた。
どうやら「SANGO」は親テーマらしい。たしかに珊瑚は刺胞動物門に属する動物であるから有性生殖で増えることはあるかもしれないが、それを子と呼ぶものなのだろうか。
そういうことではなかった。
「テーマ」には、親と子があり、多くの人はリスクヘッジのために子テーマを導入してカスタマイズを進めていくらしい。
親テーマがバージョンアップしたときなどに自分のサイトが崩れないようにするためなどの色々な理由があるようだが、ここではスペースの関係で割愛する。
とにかく僕には子テーマが必要だった。
だから、「PORIPU」を買った。オススメされていて、値段もそんなにしなかったことが要因だ。
早速、ダッシュボードに戻って、親テーマと子テーマをインストールだ。「外観」→「テーマ」で新規追加を選び、レッツインストール。が、なぜか「ページが見つかりません」の連続。めっちゃ連打したけどもちろん意味はなかった。
ネットの大海原の中で、やっと得られたその解答を読んでみたら、そりゃそうだった。ZIP形式のファイルの意味をわかっておらず、普通のファイルをずっと入れていたのだ。
なんかMacの設定だと、ZIP形式のファイルを勝手に開いてくれて、ゴミ箱にポイしてくれるらしいんだよね。ゴミ箱の奥底からそのZIPファイルを見つけたときは、深海で宝箱を見つけた海賊の気持ちだった。それのがわかんないだろと書いてから気付いた。
ちなみに、「PORIPU」は、「カスタマイズを一瞬で終わらせる子テーマ」というキャッチーなキャッチだったが、決して一瞬では終わらないことを注意しておく。ただそれ以外はとっても使い勝手が良い。
「よーし、これでどんどんサイトを作っていくぞー」と意気込んだのも束の間、しかし試練は再び訪れる。
ワードプレスの神は、どこまで僕を苦しめようというのか。
ちなみに、この時点でまだ記事は一つもかけていない。
次回、「やっと記事を書こうと思ったら特大の試練が襲ってきた話」。
独自ドメインとったところでサーバー借りちゃうのがいいんじゃない。順番は逆でもいいと思う。
テーマとは、テンプレートのこと。なくてもブログやHP作成はできるが、このブログを読んでいるあなたにはきっと必要だ。親テーマと子テーマを決めよう。無料でも良いのいっぱいあるらしいよ!
勉強犬